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第二新卒で会社を辞めること。~ツテがなくても映画会社にOB訪問編~

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こんにちは。

最初の更新から驚くほど月日が長いもので。

もう6月です。梅雨の季節になりました。

会社に向かう途中の道路脇には、水を受けてほころぶ紫や水色の紫陽花を目にするようになりました。

そんな光景を目にするのも、実は今日で最後です。

 私は、この6月をもって新卒で入社したコンサル会社を退職します。いわゆる第二新卒です。

 なぜ、私がそんな決断をするに至ったのか、同じ道に立とうとしている方の力になれればと思い、文字を綴りたいと思います。

 

自己分析に失敗した大学時代

私は、元々大学時代、エンタメ業界を第一志望に就職活動に邁進していました。

映画や音楽、ファッション、旅行など、心が動かされるものは日常生活から離れたキラキラした世界のものにばかり。いつか私もその世界の一翼を担っていたいと心を高鳴らせていました。…が。

 

現実世界はそこまで甘くありません。

 

エンタメ業界は本当にほんっっっうに狭き門で、その道に進めれば最低限の生活でも満足だと本気で思えるほど没入出来る人でないと手にすることは難しい世界です。

エンタメ業界の中でもなにに特化したいのか、どんな専門性を持っていて、私の個性はその会社で活かせるのか?そもそも私の個性って

 

そういった就活に大事な物が抜け落ちた状態で就職活動を続けていた結果、内定は一社もいただけませんでした。

それでも諦められないと、経営コンサルティングを行う営業会社に入社し、様々な業界や会社を自分の目でみて、自分とは何者なのか?知ろうと考えたのです。

 

(余談ですが、映画『何者』は、内容はともかく、このタイトルは本当に就活の真髄をついているなと思いました。自分が何者なのかよくわかりもせず就活をしても入社後すぐ仕事を辞めたくなるだけです。これ本当です。逆に、自分の中にある個にいち早く気づき、素直にそれに従った人ほど就職活動を早くに成功させ、入社後のギャップもほとんどなく満足している人が本当に多いように思います。)

ツテがなくてもエンタメ会社の人に会ってもらう方法

ここからが本題です。

コンサル会社に入社し経営者にアポを取り続ける毎日で、私はふとこう思いました。

 

「あ、私やっぱりエンタメが好きだ。」

 

本当に動機はそれだけなのですが、もう居ても立ってもいられない程エンタメ業界で働いてみたい気持ちが止まりませんでした。

 

エンタメ業界、業種業態が本当に多い・・・

しかし、エンタメ業界とはいえ、様々な会社があります。

制作会社?芸能プロダクション?音楽マネジメント会社?ライブ設営会社?それとも、映画配給会社?

 

そこで私が考えたのは、もうこの際考えてもわからないし、とにかくOB訪問してみよう!ということでした。だって、エンタメ業界の中の映画会社の中にも、配給・宣伝・営業・ライセンス・映像制作…と部署はたくさんあって、実際に働いている人の話を聞くでもしない限り想像との乖離が発生するんですもの。

 

ツテがないのに映画会社の人にどうやって会ってもらうのか

しかし!ここで問題が。

 

私には映画会社の方の人脈など一切なかったのです。

それもそのはず。映画配給会社の大手といえば、東宝・松竹・東映。その他、カドカワとか…?

 

それぞれ映画の部門に従事している人って数百人単位もいないんです。

本当に限られた枠の限られた仕事なんです。

日本に居てもそれだけ限られた枠の人をピンポイントで探すのは本当に一苦労。

 

だから私は、考えました。

無理だと思ったら道は閉ざされるが、本気で考えた者にしかたどり着かない答えがある、って昔どこかで誰かに聞いたことがあるのですが、本当にこれその通りだと思っていて、私は思いついたんです。

 

FACEBOOKだ!!!

 

あれ?案外普通でした?

特に映画会社なんかは人脈が命です。人脈で仕事をしているようなものです。昔学生時代にインターンしていた先の社長にこんなことを言われました。「数万人も応募者がいる中で数十人しか選ばれない狭い業界で生き残るには、人と違うことをするしかない。人脈が大事な世界だ、どうにかしてでも人脈を掴み取ろうって人になれてようやく晴れて土台に上がれる。」

そうなんです。誰もが想像つくことを本気でやってのけてようやく土台に上がれるんです。

 

職種が映画会社に人に片っ端からメッセンジャー

 

ということで、私は、FACEBOOKの職業欄を映画会社にしている人に片っ端からメッセンジャーを送りました。

 

人を感動させることが仕事の業界です

いかに目に止めてもらえるか、いかに心を動かせるか、そこを重点に置きました。

 

もちろん、忙しい中、プライベートのアカウントに全く知らない人からメッセージが来るわけです。自分なら迷惑メールかと思って即ブロックすることを相手にするのですから丁寧に丁寧に謝罪しました。なぜ、あなたに連絡したのか、その理由も添えました。

コピペなんてもってのほかです。

 

そのうち、

一人の方からようやく返信をいただいたんです!!

 

 

まさかの某映画の映画プロデューサーの方だった!

さっそく、お会いする約束をとりつけました。

当日、お会いして名刺交換をして再度驚き・・・

まさかの、映画プロデューサー!!!

しかも私も知っていたある映画の企画から制作までを手がけたということ。

本当に驚きました。そしてさらに宣伝から制作まで、はたまたこの業界に足を踏み入れたキッカケまで、いろんなお話を伺うことができました。

 

まとめ

ということで今回は、転職活動と自己分析にあたり、OB訪問を行なったところまでかかせていただきました。次回は、そこから何故、フリーライターとして歩もうと思ったのか、その軌跡を振り返りたいと思います!

 

『奥田民生になりたいボーイと、出会う男全て狂わせるガール』

 

ブログ開設500回目記念…

 はじめまして。

近年は日本においても、外国に負けず劣らず、

イラストや絵を描いてシェアしたり、カメラ片手に旅に出たり、真夜中思い立って観た映画の感想や、自分の恋愛観をSNSで語ったり…と、”自由に、世界観を表現する”風潮が確立されつつありますが、 私もそんな風潮に感化されたうちの一人。

 

 ブログというものをこれまでの人生で500回くらいは開設し、開設し、開設し…

開設しては3日で坊主を終わらせていました(つまり三日坊主)。

 

そんな私がある日、月曜日だか火曜日だかの深夜の時間帯に一瞬放送される映画紹介番組をみていたときのこと。

流れてきたのが『奥田民生になりたいボーイと、出会う男全て狂わせるガール』。

 

奥田民生になりたいボーイと、出会う男全て狂わせるガール

 

引用:(C)2017「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」製作委員会

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール : フォトギャラリー 画像 - 映画.com

 

 ■あらすじ 

奥田民生を崇拝する35歳、コーロキ。おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動になったコーロキは、慣れない高度な会話に四苦八苦しながらも次第におしゃれピープルに馴染み奥田民生みたいな編集者になると決意する!そんな時、仕事で出会ったファッションプレスの美女天海あかりにひとめぼれ。その出会いがコーロキにとって地獄の始まりとなるのだった…。( 公式サイトより抜粋 )

 

映画が大好きで、映画会社に就職を企むも、失敗し、、、何故かコンサル会社で働くも映画への夢を断ち切れず沸々としていた新卒1年めの私は、よし!ちょっと映画見てきてブログにでもアップすっか!と軽ーーーい気持ちと少しの気晴らしにみにいくことにしました。

 

というもの、

なんなーーく『モテキ』を思わせる作風に、なんなーーく惹かれてしまった私。

もう、ほんと、なんなーーくなんだが、元気な気持ちになりたかったのですよ・・

  

ただ、よくよく作品みてたら、なんと監督は本当に『モテキ』の監督である大根監督。

(モテキバクマン。なんかの監督さん)。

 

あら?これは意外とおもしろそうじゃない?

 

 

 口コミも◎だし、よしっ、週末観に行ってみよう!

 

水原希子ちゃんの小悪魔っぷり。妻夫木聡サブカルっぷり。

 ということで観てきちゃいました。

いろいろ言いたいことはありますが、結論、

 

面白い!!!(笑)


コメディ要素は似通うものの、結構モテキとは違う雰囲気の本作。

 

引用:(C)2017「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」製作委員会

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール : フォトギャラリー 画像(4) - 映画.com

 

水原希子ちゃんの小悪魔っぷりが、、もう、、

女子の私でさえ、キュンキュンきちゃうほどの上目遣いに、あまーい吐息・・・。

 

エロさが堪らん!!!エロさが!!!

 

なんでも、史上最多の過激シーンだったらしいですよ。

 

完成披露舞台では、

「こんなに1つの作品でたくさんキスしたのは初めてでした」

「こんなに脱いだことないです」ともらすほどの過激っぷり。

 

たしかに、映画の中でもこちらがドキドキしてしまうほどの妖艶なシーンには

本当にモデルさん!?と思うほど魅せられてしまいます(笑)

 

コメディ要素の強い作品なだけに、モテキと同じような展開で今回も終わるのかな?と思っていたのですが、、最後の最後にまさかの展開。本当に、本当に、劇場に居た全員がみんな「え・・・・・?(ポカーン)」って顔でスクリーン観ていたと思います(笑)

 

ただ、奥田民生さんとの関連性はずいぶん低かったとは思います。

妻夫木さんのサブカルっぷりな演出を奥田民生さんで表現したかったのかな?

ほぼ恋愛初心者の童貞✕小悪魔美女

の設定のため、無理やりくっつけた感はありました。

 

だから、モテキと同じ監督だ!奥田民生さんに関係ある作品なのかな!?っと、先入観で入るよりも、むしろそこは割り切って、童貞のアワアワした可愛らしさと、それを弄ぶ小悪魔の妖艶さをたのしんでいただきたい。

 

そして、さらに言うのであれば、実は私、この作品こそ女子のみなさんにオススメしたい

本当に好きな人を落とすには、少しくらいの小悪魔要素も勉強しなきゃいけないんだなーってすごく勉強になるとおもいます。

 

例えば、

  • 見つめ合って2秒後に「ん?」と軽く微笑みながら首をかたむける
  • 大したことない話に「おもしろーい!!」と全力で反応
  • 軽いボディタッチからの重めのボディブロー(言葉わざ)
  • アナタだけは特別よを回りくどい言い回しで周到に伝える

などなど。

 

はあ~。勉強になります。

 

でも、こういうのって、案外好きじゃない人へは出来るのに、好きな人にだけできなかったりするんですよね。

そうおもったら、希子ちゃんの小悪魔っぷりにやられる男子諸君は、はじめから負け戦だったのかもしれません。(笑)

 

まとめ

今回は、『奥田民生になりたいボーイと、出会う男全て狂わせるガール』をお届けしましたが、こんな風に女子のみなさまにこそぜひ!届けたい作品をこまめに配信してまいります♫

 

ぜひ、コメントお待ちしてます!